2018/10/08
青森県田子町商工会女性部みなさま大歓迎!
本日わざわざ青森県田子町から視察研修で商工会女性部のみなさんにきていただきました。
震災から復興までの話を聞きたいということで、とりあえず私 高木が少し話させていただきました。
震災から7年半が過ぎて、伝えることの難しさを感じているこの頃です。震災の面影はもうありません。
少しずつ新しい家が立ち並び、刻々風景は変化しています。そのような環境の中で、震災を伝えてゆくこと
はとても難しいことです。
ただ、町並みは綺麗になりましたが、一度失ったものを取り戻すのは想像を絶する困難が立ちはだかります。
この町も震災前から人口が減少し、少子高齢化の波を受けていました。そこに震災が加わり、町は壊滅的な
ダメージを受け、多くの商工業者が廃業をしいられた苦い思い出もあります。
それでも、生きてゆくためには、何かを頑張らなければなりません。その何かの象徴が「浜風きらら」の
オープンでした。町に一つの核を作り、多くの住民が集う場所が必要だったからです。
コミュニティの復活が町の復興には不可欠だからです。子供からお年寄りまで集えて、世間話ができることは
地域にとって大切な活性化への糸口なのです。
みんなが笑顔で話し合える場を持つことが、小さな地域にとっては大切なことなのです。